SLEおよびループス腎炎(LN)の再燃期における診療のポイント

  • 北海道大学大学院医学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室 教授 渥美 達也 先生
はやく仕事を覚えないと、と焦る毎日。
落ち着いていた症状がまた出てきているけれど、休みたくない。

ある20代前半女性 会社員の例

年齢・性別 20代前半女性
職業 会社員
家族構成 実家を離れて一人暮らし
病歴 SLEおよびループス腎炎の診断後5年
生活スタイル 一人暮らしを始めたばかりの新社会人。
慣れない仕事や一人暮らしにストレスを抱え、不規則な生活が続いている。
大学生の頃は落ち着いていた倦怠感やむくみといった症状が出始めた。
治療経過 診断時には入院によるステロイドパルスを含む寛解導入治療を受けた。退院後はステロイドを徐々に減量する薬物治療を継続していた。
ここ2年は症状が寛解しており、通院頻度も下がっていた。
  • 紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。

このような患者さんとの
医療面接の対話では
何がポイントになるでしょうか?

2024年11月作成
LK2411007