妊娠・出産がもたらすSLEおよびループス腎炎(LN)患者さんへの影響と診療のポイント
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慶應義塾大学医学部 リウマチ・膠原病内科 教授 金子 祐子 先生

治療を続けながら、
妊娠・出産することはできるの……?
ある20代後半 女性 主婦の例
年齢・性別 | 20代後半 女性 |
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職業 | 主婦 |
家族構成 | 夫と2人暮らし |
病歴・検査所見 | 長期にわたる発熱・関節痛で受診し、検査の結果SLEと診断された。 また尿検査で尿蛋白質高値を認めたため腎生検を実施し、ループス腎炎と診断された。 ・尿蛋白/Cr比:1.5 g/gCr ・eGFR:≧90mL/min/1.73m2 ・SLEDAIスコア:20 ・血圧:142/95 mmHg |
生活スタイル | 結婚を機に仕事を辞め、妊娠・出産を考えはじめていた。 近い将来には子供を持ちたいという夫婦の強い希望がある。 |
治療経過 | 現在、疾患活動性と腎予後を鑑みて、入院によるステロイドパルスを含む寛解導入治療が行われている。 |
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※紹介したイメージは症状の一部を紹介したもので、すべての症状が同様な結果を示すわけではありません。
このような患者さんとの
医療面接の対話では
何がポイントになるでしょうか?
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